6月クリニックお知らせ&スズランのレメディ [レメディ図鑑]
はや夏の気配が感じられる頃となりました、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
気温差は日によってありますが、晴れ間が多くなって心地良い季節ですね。
先日、庭先からとてもいい香りが風に乗って香ってきました。
ふと足元を見ると『スズラン』がひっそりと咲いておりました。
小さな小さな白い花をつけて、下を向いて咲いているいじらしい印象のスズラン。
花は小振りですが、独特の甘い上品な香りで”存在感”をだしていて、
その可愛らしさと凛とした強さを感じるスズランの姿に思わず顔がほころびました。
ホメオパシーのレメディにも『スズラン』からつくられたレメディがあるのです!
コンバラリア・マヤリス(Convallaria Majalis)
一般名:リリー・オブ・ザ・バレー
主に心臓疾患に処方されるレメディ。
レメディのプロフィール:
・心機能を高め、心拍数を正常化する。
・少しの運動だけで呼吸困難に陥る、水腫、扁桃炎、動悸、肺うっ血、不整脈
・頭がぼんやりして考えがまとまらない人
・読書などしていても集中することが出来ず、質問されると苛立つことが多い
・憂鬱な気持ちになりやすい人
・記憶にないくらい古い傷や、前世の怪我のトラウマを解放する
スズランは16世紀からハーブ療法においてもよく用いられているそうです。
*参考文献:ホメオパシー大百科事典
このように、ホメオパシーレメディは、ごく身近な植物や鉱物からも作られています。
実際に庭先や遊歩道でよく見かける植物からだったり、旬の食材からだったり・・・・
これから少しずつホメオパシーレメディ図鑑をUPしていきたいと思います。
◆◆◆◆◆◆6月のクリニックのお知らせです◆◆◆◆◆◆
ホメオパシーは、医者にかかるほどではないけれど、普段から自分の生活の
一部になってしまっているような不定愁訴にも効果的です。
自然な方法で、ゆっくりと、しっかりと改善したい症状がある方、お問い合わせお待ちしております。
ご家庭でもぜひホメオパシーを実践し、体の免疫力を向上させていきたいですね!
CPHの日本人学生クリニックはリーズナブルな料金体系でありながら、
患者さんお一人お一人に対応してしっかりとしたスーパーバイザーの下で
レメディを処方いたします。お子様からご年配の方まで安心してご利用いただけます。
今月のクリニックは6月6日(金)を予定しております。
気になる心身不調がございましたら、どうぞお気軽に御相談ください。
質問等なども受け付けております。
※下記の日程が難しい場合、個別のカウンセリングも調整可能ですので
そちらの方もお気軽にお問い合わせください。
(御予約、お問い合わせは左記バナーの宛先へどうぞ)
日時:6月6日(金)11:00~15:00(応相談)
料金:大人£15 子供£12(レメディ込み)
場所:College of Practical Homeopathy (ノースフィンチリー)
プルサティラ [レメディ図鑑]
第9回目は、甘えん坊の女性や子供によく合うプルサティラです
Pulsatilla 略Puls. セイヨウオキナグサ
●全体的徴候
甘えん坊の子供や女性のレメディ
プルサティラが適応する典型的なタイプは、臆病で優柔不断で気分が変わりやすく、すぐ涙ぐみ、同情や慰めを求める女性や子供です。甘えん坊で泣き虫、すぐにしがみつく可愛らしい子供には、まずプルサティラを試してください。
身体的症状は、特に無月経、月経前のイライラ、頭痛などの月経前症候群(PMS)、慢性的な膀胱炎、偏頭痛、更年期の涙もろさやうつ状態など、女性特有の症状に効果があります。大量の黄緑色の痰が出て耳痛を伴う風邪、咳、喘息、副鼻腔炎などの呼吸器疾患、目から黄緑色の目やにが出る結膜炎やものもらいにも用います。脂っこい食べ物の摂りすぎによる消化不良、吐き気、下痢、便秘などの消化器の不調にも使われます。どの症状も変わりやすく、咳、痰など黄緑色の分泌物を伴い、殆ど喉が渇かないのが特徴です。
●主な症状
女性特有の症状。黄色もしくは緑色の分泌物が大量に出る症状。脂っぽい食べ物を摂ると悪化する消化器症状。
●適応性
◎女性特有の症状:無月経、月経前のイライラ、頭痛などの月経前症候群。更年期の涙もろさや鬱状態。
◎慢性的な膀胱炎
◎偏頭痛
◎黄緑色の分泌物がでる風邪
◎席、喘息、副鼻腔炎などの呼吸器系疾患
◎目から黄緑色の目やにがでる結膜炎やものもらい
◎脂っこい食べ物の摂りすぎによる消化不良
◎変わりやすい症状
●適応するタイプ
感情的で涙もろく、気分が変わりやすい女性。めそめそとしがみついてくる子供。優しく温和で人と争わない性格。
●好転する条件
新鮮で冷たく乾いた空気:穏やかな動作:泣く:同情
●悪化する条件
暖かさ:妊娠:月経前:思春期:風通しの悪さ:夕方:左を下にして横になる:脂っこい食べ物
参考文献:ホメオパシーセルフケアBOOK/中村裕恵 新星出版社
フェーランフォス [レメディ図鑑]
第8回目は初期の段階の発熱に有効なフェーランフォスです。
フェーランフォス Ferrum phosphate 略 Ferr Phos.
●全体的な徴候
病気の初期の段階に有効なレメディ。
フェーランフォスは、鉄とリンの化合物であるリン酸化鉄のレメディです。
ドイツのシュスラー博士によって位置づけられた、ティッシュソルトという私たちの体内でつかわれている12の重要なミネラルのひとつとして選ばれたレメディです。フェーランフォスの大切な役割とは、赤血球中のヘモグロビンの一部を形成し、体内の酸素の流れを活発にする事で、免疫の一端を担っている事です。体の中で必要とされているところは実に多く、筋肉の細胞、脳、肝臓、(肝臓も多くの酸素を必要としています)リンパ系のシステム、腸壁など多岐にわたります。
フェーランフォスは病気の初期の段階、ことに38.5度までの比較的低めの発熱に有効なレメディであり、感染から回復の流れをよりスムーズに促進し悪化を防ぎます。その意味においては、フェーランフォス解熱剤のように発熱を抑えてしまうものではなく、体が今必要としている事をどんどん推し進めていくことで体の自然な回復を促し、助けていくのです。
また呼吸器と密接に関係があり、インフルエンザや一般の風邪の予防としても利用できますから、家庭の薬箱にはぜひ用意しておきたいレメディです。
利用範囲も広く、感染の初期段階といったものだけでなく、熱さによって悪化し冷たさによって回復するすべての痛みののファーストエイドとして、たとえば怪我やあざ、出血など。そして筋肉の痛みやひきつり等にも用いられます。
鉄、酸素というフェーランフォスの持つ要素を考えるとうなづけることではないでしょうか。
●主な症状
これといって激しい症状はないものの、なんだか喉が痛い、風邪でもひいたかなと思うとき。
ほかの激しい症状が出る前の初期の段階の炎症・発熱・感染症。
ゆっくりと始まる風邪。
顔がほてり、皮膚が熱く乾燥していて発熱している。
皮膚の温度が上がると、ほほ、耳、おでこに赤みがさす。
目や鼻梁の内側や静脈に、青みがかった色(かげ)がさす。
生の牛肉のような真っ赤な舌。
舌の脇側の赤み。
口の中に腐った卵のような味がする。
経血が薄い赤。
●適応症
◎歯や耳の感染症の初期段階
◎喉が痛くて、むずがゆい気管支炎などの呼吸器症状の初期
◎38.5度までの発熱
◎肺炎、はしか
◎うっ血による頭痛
◎血行不良による静脈瘤や痔
◎鮮血の鼻血、貧血、月経過多
◎未消化の食べ物を吐いてしまう類の消化不良
◎急性の神経痛
◎心疾患の初期の動悸、短く、速く、ソフトな浮いたような脈
◎右側に起こる、ハンマーで打たれたような痛み
◎べラドンナが効かない場合の激しい耳痛
◎鉄不足、貧血による寝汗
◎酸欠による疲労
◎筋肉の疲労、痛み
◎首のこり
◎ねんざ、打ち身
◎子供が学校から熱っぽい、赤い顔をして帰ってきて頭痛や疲れを訴えるとき
※コーヒーや、紅茶、ココア、コーラは体内の鉄分を消耗させてしまいます
●適応するタイプ
胃腸や呼吸器の問題を抱える傾向がある。
たいへんにおしゃべりで、社交的だが、興奮しやすく過敏で神経質。
頭がぼんやりとして集中力に欠ける。
記憶喪失の傾向があり、将来に対しての不安を感じている。
●好転する条件
冷湿布、患部の圧迫、冷たさ、寒さ、休憩、一人でいること、鼻血、軽い運動
●悪化する条件
右側、夜間、動き回る事、騒音、発汗前、午前4時から6時の早朝、酸味のある食べ物
●こんなときにはフェーランフォス
☆はっきりとした症状はないが、風邪を引いたかなと思うとき
☆熱や動きで悪化する痛みのファーストエイドとして
☆すぐに赤くなる
☆舌が赤い(ことに脇側)
☆心拍とともに痛みがくる
☆運動競技などでの身体の疲労(顔がすごく赤くなり、熱を持った状態)
☆消化不良で、未消化のものを吐く
☆すっぱいげっぷ
☆鼻血
参考文献:Dr.Schussler'sBiochemic Tissue Salts/Richard Kellenberger, Friedrich Kopsche
ホメオパシーセルフケアBOOK/中村裕恵 新星出版社
ジェルセミウム [レメディ図鑑]
第7回目はインフルエンザ特効レメディ、ジェルセミウムです。
ジェルセミウム Gelsemium 略 Gels. (イエロージャスミン)
●全体的徴候
インフルエンザのNo.1レメディ
背筋がぞくぞくする悪寒、後頭部の頭痛、体全体が重く、四肢が持ち上がらない、筋肉痛、疲労感、体のだるさなどの症状を伴うインフルエンザや風邪に効果のあるレメディです。
頭が重くてボーッとする、まぶたが重く下がり目の焦点が合わないなど、感覚の麻痺や、熱があっても喉の渇きがなく、多量の排尿、発汗によって熱が下がるのも特徴です。
ジェルセミウムは、不安、心配、恐怖、緊張、あがり性など精神的問題にも用いられます。目前にせまった出来事への心配や恐れ、悪い知らせによる悲しみや不安、試験や講演前に緊張してあがってしまうときなどに効果的です。
●主な症状
背筋にそって上下する悪寒、震え
後頭部の頭痛
疲労感、無気力感、衰弱
筋肉痛、体の節々の痛み、重さ、だるさ
神経系の症状
多量の排尿、発汗、喉は乾かない
試験前、目前のイベントへの不安、恐怖
●適応症
◎風邪、インフルエンザ:震えと悪寒、後頭部の頭痛、喉の乾きがない
◎喉の痛み:物を飲み込む時に痛む、風邪、インフルエンザ時の喉の痛み
◎熱:震えと悪寒、無気力、頭痛、筋肉痛を伴う、喉はあまり乾かない
◎頭痛:後頭部から首、肩にかけて重く鈍い痛み、全身の倦怠感
◎不安、恐怖:パニック:ガクガク震え、力が抜けて体が思うように動かない
◎予期不安:試験、舞台、面接前の緊張
◎あがり性:足が震え、弱々しくなる、下痢、頻尿、倦怠感
●適応するタイプ
臆病で目前の出来事に直面できない。試験前などに緊張して何も頭に入らない。
あがり性で何をいったか覚えていない。ぼうっとしていて動作が鈍い。
安息を好み一人になりたがる。返事が遅い。無関心。
●好転する条件
多量の排尿、発汗・外気・アルコール飲料・からだを前に曲げる・
刺激・連続した動き・身震い
●悪化する条件
感情の高ぶり・興奮・緊張・湿気(特に春、夏)・新しい環境・心配・
悪い知らせ・午後10時
参考文献:ホメオパシーセルフケアBOOK/中村裕恵 新星出版社
カレンデュラ [レメディ図鑑]
第五回目は傷口の殺菌消毒レメディ、カレンデュラです。

カレンデュラ Calendula 略 Calen. (キンセンカ/マリーゴールド)
●全体的徴候
傷口の緊急レメディ
カレンデュラには強い殺菌性と抗炎症作用があり、傷口の感染や化膿を防ぎ、治りを早めます。破れて裂けた傷口、特になかなか治りにくい傷には効果があります。
カレンデュラクリームやローションを傷口に直接塗って消毒するなど、レメディの服用と併用するとさらに効果的です。
●主な症状
怪我の傷口
傷口が化膿し始めている時
●適応症
◎切り傷・擦り傷、引き裂かれて開いた傷
◎化膿した傷口
◎火傷・日焼け : 水ぶくれにはなっていないもの
◎ただれ
◎手術後、抜歯後
〈女性〉
◎産後 : 会陰切開
〈子供〉
◎恐がり : 想像して、もしくは思い出して怖がる子供
●適応するタイプ
心配性。極度に恐がり。寒さに敏感。身体が冷たい。
自信がない。過去のトラウマをひきずっている。まわりの人からの助けが必要。
●好転する条件
静かに横になる・ゆっくり歩く・暖かさ・身体を後ろに反らす
●悪化する条件
湿った曇りの日・寒さ
ホメオパシーセルフケアBOOK/中村裕恵 新星出版社
ベラドンナ [レメディ図鑑]
第4回目は、熱のNO.1レメディ、ベラドンナです。
ベラドンナ(ベラドーナ) Belladonna 略Bell. イヌホオズキ
●全体的徴候
高熱や熱をともなう病気の代表レメディ
ベラドンナは、アコナイト、カモミラと共に(3つのレメディの頭文字を取って子供のABCレメディと呼ばれ)子供に最もよく使われる代表的レメディで、急性の突発的発熱・高熱の症状、特に初期段階にとると効果的です。
ベラドンナが有効な症状は、すべて強烈で突然に現れます。皮膚や顔は赤くなり、瞳はガラス球のようにキラキラと輝き、熱があることが見てわかります。レモンなどの柑橘系の果物やジュースを欲しがることがあります。
ズキズキと脈打つような頭痛があり、幻覚や妄想などが起こることもあります。
症状は身体のどの場所にも現れますが、特に右側、午後3時ごろに急激に悪化する傾向があります。
中耳炎や日射病による頭痛、扁桃炎で喉が赤く炎症をおこしているとき、更年期障害にも有効な万能レメディです。
●主な症状
赤み、乾燥を伴い瞳孔が広がる突発的な高熱。
熱による幻覚。
突然起こり、発熱を伴う激しい炎症。
ズキズキと脈打つような痛み。
発熱と頭痛を伴う日射病。
●適応症
◎発熱:突然、特に夜間に高熱を出す。ズキズキ痛む頭痛。
◎咳:乾いた大きな咳。百日咳の初期段階にも良い。熱、寒気を伴う。
◎喉の痛み:突然はじまる痛み。赤く腫れ、飲み込むときに痛む。
◎頭痛:ズキズキと波打つ痛み。横たわることで悪化。
◎偏頭痛:後頭部から始まり、目がかすみ、吐き気がすることがある。
◎月経痛:早めにくる月経。月経前の痛み。量が多く、熱い鮮血。すばやく終わる月経。腰を貫くような鋭い痛み。
◎更年期障害:顔が熱を持ち、赤くなる。月経の出血量が増え、血の塊が混じる。膣が乾燥する。
◎歯痛:急激に現れる膿瘍により、歯肉と頬が腫れる。ズキズキと脈打つ痛み。痛みが耳まで達することがある。
◎目の炎症:充血して瞳孔が開き、瞳が輝いているように見える。水っぽい目やに。
◎おでき:丸くて硬いおできの初期段階に。赤く腫れて、熱く、ズキズキと焼けるように痛む。
◎耳痛:赤くなるズキズキした痛み。右側に起こることが多い。
◎歯の発生:乳歯の生え始めの突然の痛み。熱が出て顔が赤く、瞳が大きく輝いて見える。
◎水ぼうそう、はしか、おたふく風邪:突然の高熱と赤い顔、大きく見開いた輝く目などの症状がある場合の初期段階に。
●適応するタイプ
元気なときは天使、病気のときは悪魔のよう。普段は陽気で健康だが、病気になると凶暴かつ頑固に、また光、音、接触に敏感になり落ち着きがなくなる。
●好転する条件
上体を起こす:暖かく暗い部屋:後ろに頭を曲げる:布団の中で急速:軽い寝具:冷たい少量の飲み物:レモネード:ビール:発汗
●悪化する条件
日光:暑さ:午後3時:光:音:汗をかけない:すきま風:冷たい風:接触:騒音:重い寝具:痛い部分を下にして寝る:髪を切る:前方へ頭を曲げる
参考文献:ホメオパシーセルフケアBOOK/中村裕恵 新星出版社
カモミラ [レメディ図鑑]
第三回目のレメディは鎮静効果のあるカモミラです。
カモミラ Chamomilla 略 Cham.
●全体的徴候
鎮痛レメディ
カモミラはアコナイト、ベラドンナ(ベラドーナ)と共に(3つのレメディの頭文字を取って子供のABCレメディと呼ばれ)子供に最もよく使われる代表的レメディです。
小児の歯の生え始めの痛み、疝痛、下痢などによる激しい腹痛、耳の痛みなど、子供特有の症状に重用されます。
歯生時の痛みの苦痛のために金切り声をあげて泣き叫び、始終抱っこをせがむ子供や、急に癇癪をおこし、何をしてもおさまらない子供にもカモミラは大変効果的です。
カモミラタイプの症状には、片方の頬は赤く、もう片方は青白く冷たい、午後9時から真夜中にかけて悪化するなど特有の傾向がみられ、眠れずに痙攣や引きつけなど神経性の発作を起こす事もあります。
痛みのために極度に神経質になり、外部からの影響に過敏でイライラする人や、歯痛、月経痛、陣痛、乳頭炎などの我慢できない激痛にも用いられます。
耐え難い痛みからくる怒りを和らげ、心身共に鎮静を促すレメディです。
●主な症状
片方の頬が赤く、抱っこを求め、何をしても気に入らない小児
乳歯の生え始め
怒り、癇癪の後に起こる緑色の下痢便と、それに伴う腹痛
耐え難い痛みを伴う耳痛、発熱、月経痛、出産
●適応症
◎歯痛:我慢できない程の激痛、痛みによる怒り、虫歯のある方の頬が赤く腫れる、
コーヒーや温かい飲み物で悪化、妊娠中
◎発熱:冷たい部分と熱い部分がある、頭部に発汗
◎耳痛:極度の痛みで機嫌が悪くなる、腺の腫れと共に起こり、夜に悪化、暖かさで軽減
◎怒り、イライラ、癇癪:痛みに過敏、怒ると発汗、何もかも不満
◎痙攣、引きつけなどの眠れずに起こる神経性の発作
◎下痢:熱く酸化臭があり、緑色で粘り気がある、腐った卵の匂い
◎喘息の発作:怒りから発生
〈赤ちゃん、子供〉
◎歯の発生:乳歯の生え始め、痛みのために怒ったように泣き叫ぶ
◎腹痛:イライラして泣き叫ぶ、赤ちゃんは抱っこされて揺すられていないと泣き止まない、
夜間、暑さ、げっぷで悪化
◎疝痛、下痢:激痛を和らげるために身体を折りまげる
〈女性〉
◎月経痛:痙攣性の強い痛み、イライラして気が短くなる、赤黒色の多量の出血
◎陣痛
●適応するタイプ
極度に感情的で神経過敏、痛みに弱く激痛のために怒り、叫び声をあげる。
イライラしやすく、激しい気性で気難しい。怒ると顔が真っ赤になり、人に見られたり、触られるのを嫌う傾向がある。
要求が高く、何もかも不満で常に不平を言い、応答はぶっきらぼうで愛想がない。
特に頭と足が熱く、汗をかき、喉が乾いて冷たい飲み物を欲しがる。
子供の場合、いろいろねだり、欲しがっていたものを与えられても投げ捨てたりして何をしてほしいのかわからない。
常に抱っこを求め、下に降ろされると泣き叫ぶ。強情。
●好転する条件
抱っこ:温暖で湿った気候:発汗:冷たい物
●悪化する条件
乳歯の生え始め:冷たい風:湿気:午後9時から真夜中:熱:怒り:コーヒー:温かい飲食物:接触
●こんな時にはカモミラ
☆異常な苛立ち・話しかけられること、触れられることへの嫌悪を感じる
☆耐え難い痛みによる怒りがあるとき・怒りで症状の悪化
☆痛みに対して極めて敏感・痛みながらの絶望を感じる
☆いつも攻撃的でけんかをしそうなとき
☆痛みと熱、熱い汗、痺れ、のどの渇きがあるとき
☆歯の生えはじめの痛み
☆草色、消化不良性、酸臭のある下痢のとき
☆手に負えない子供の癇癪
☆コーヒーやアルコールによる症状の悪化
☆午後9時から真夜中にかけての症状の悪化
☆月経開始時、月経時に症状が悪化
参考文献:ホメオパシー入門/イラーナ・ダンハイサー、ペニー・エドワーズ 産調出版
ホメオパシーセルフケアBOOK/中村裕恵 新星出版社
アーニカ [レメディ図鑑]
第二回目のレメディはとっても守備範囲の広いアーニカです。
アーニカ ARNICA 略Arn.
●全体的徴候
応急手当レメディ
アーニカには、炎症を抑え、組織の回復を速めるはたらきがあります。
通常、事故や外科処置、近親者の死、出産、歯の治療などの応急処置として使うことが最も多いレメディです。
また、打撲時のような疼痛がある関節痛、頭が熱く体が冷たく感じられ激しい疲労感のある発熱、一部の皮膚疾患などにも用いられます。
出血を抑制し、化膿を防ぎ、治癒を促進するのが特徴です。
●主な症状
外傷、打撲傷、捻挫などの事故後
痛みや打撲のある皮膚が破れていない筋肉の損傷
ケガによる出血、出産、外科手術、抜歯の後
疲れすぎ、時差ぼけ
●適応症
◎切り傷:痛みのために触られたくないケガ
◎打ち身、捻挫、筋違い:内出血。痛みと腫れ
◎骨折:激しい痛みと腫れ
◎関節炎:接触に敏感、近寄るとビクっとする。ベッドが硬く感じる。痛風の痛み。使い痛み
◎腰痛、筋肉痛:事故やケガによるもの。背中が打撲したような感じ。庭仕事、普段しない動きや激しい運動の後
◎痔:排便時に力みすぎたためにできた痛みがある痔。打撲を受けたようなズキズキする痛みがある。出産時の力みによる痔にも。
◎おでき:小さいおできがたくさんあって痛い。
◎やけど:やけどによるショックがある場合
◎悲しみ:悲しみ、死別、喪失からのショックに
◎歯痛:詰め物をする前、取り除く前。抜歯などの治療を受けた後の歯痛、歯肉の出血
◎目のケガ:打撲による目の周りのケガ、または異物が入ったとき。目の充血に
◎疲労:肉体的過労
◎鼻血:鼻の打撲や傷などのけがによる鼻血、咳のあとに出る鼻血
◎発熱:頭が熱く体が冷たく感じられ、激しい疲労感がある。
◎出産:打撲を受けた時のようなズキズキする痛みが膣にあり、特に夜間につらいことがある後陣痛。出産後の疲労と後遺症に
◎ショック:事故などの精神的ショックが残る場合
◎虫刺され、噛み傷:動物の噛み傷や虫刺されの後に、打撲による変色や腫れが残り、痛むとき。噛まれたショックがある時
◎外科手術:手術前後に
◎時差ぼけ:トラウマ。ショック。旅行の疲れをとる。
●適応するタイプ
病気であること、傷ついていることを否定し、症状の重さを認めようとしない人。
一人になりたがり、動揺しやすく、神経質で気難しい傾向がある。
集中力に欠けて、物忘れが激しい。
●好転する条件
頭より足を高くして横になる。外気。体を洗うこと。
●悪化する条件
寒さ、湿気、接触、動くこと、ショック
●こんな時にはアーニカ
☆外傷:ケガ・事故・出血
☆ひりひりする、打撲時のような疼痛感
☆術後のケア
☆「私は大丈夫だから」と病気にかかっていることを認めない
☆ベッドが硬すぎると感じる
☆接触、人が近づいてくることに対する恐怖
☆分泌物:不快、悪臭
☆頭が熱く体が冷たい
☆驚いて眠りから覚める。夜に悪化
参考文献:ホメオパシー大百科事典/Dr.アンドルー・ロッキー 産調出版
ホメオパシーセルフケアBOOK/中村裕恵 新星出版社
アコナイト [レメディ図鑑]
今月よりホメオパシーで使うレメディをご紹介して行きます。
記念すべき第一回目のレメディはアコナイト♪
アコナイト ACONITE 略Acon
●全体的徴候
緊急レメディNO.1
アコナイトは症状が突然起こり、急速に進行する場合に、もっとも迅速に働く緊急レメディです。
特に冷たい風にさらされた後に引く風邪に有効です。
この風邪の症状はいきなり寝込むほどひどくなり、高熱、皮膚の乾燥、動悸、手足のヒリヒリ感、喉の痛み、激しい喉の渇きも伴います。突然の発症により不安と恐怖から落ち着きがなくなり、真夜中に悪化するのも特徴です。
痛みで絶望的になったりもします。騒音、音、光、接触に敏感で耐えられません。恐ろしい体験の後、動悸を伴ったパニック発作、死への恐怖感などにも使われます。
●主な症状
風邪の引き始め:熱の出始め:ショックや恐怖によって突然現れる症状
パニック発作及び死への恐怖感
突発性の急性感染症
●適応症
◎風邪:インフルエンザ:発症後、頭痛を伴って、風邪の最初の徴候が現れる。くしゃみを頻発し、鼻から湯が流れるように鼻汁が出る
◎頭痛:強い耐え難い頭痛、額に重さを感じる、炎症と発熱でまたはショックの後で、頭部が灼けるように熱い
◎咽頭痛:咳が発生し、乾燥し、熱を持つ、扁桃が腫れて乾き、何かが喉にはりついているように感じる。灼けるような強い喉の渇き。
◎咳:乾燥してかすれ、痛みがある。息を吸う時に悪化する為、呼吸が浅く速くなる。痰に血が混じる事がある。
◎耳痛:強い痛み;騒音に耐えられない
◎歯痛:歯と頭が強くズキズキする痛み、歯茎の炎症を伴う。
◎消化器の不調:恐怖による嘔吐;胃の痛み。
◎疝痛:恐怖の後に起こり、ガスを伴って腹部が膨満する。
◎下痢:過度の暑さ、または寒風にさらされて起こる。下痢の後吐気と発汗。
◎発熱:高熱が出て、乾燥と灼熱感を伴い、汗をたくさんかく。顔が紅潮し、ほてる、または交互に赤くなったり青ざめたりする。悪寒が波状に押し寄せる。悪寒と熱が交互に生じる。
◎睡眠障害:恐怖感から起こる。悪夢、不眠、不穏状態
<赤ちゃん、子供>
◎乳歯の生え始め:痛みがあり、睡眠中に不穏状態になる、発熱を伴う、頬がほてり、赤くなる。
◎新生児:急な出産で産まれた時
◎おたふく風邪、はしか:このタイプに特有の精神、感情と全身の症状を伴う
◎手術前、手術後
<女性>
◎膀胱炎:尿が少なく、赤くて熱く、排尿時に痛む、圧痛、冷えや恐怖から起こる
◎月経の遅れ:突然の冷えや恐怖の後。
◎ショック:出産後、とくに急な出産の場合
◎死の恐怖:分娩の前や最中
●適応するタイプ
普段は健康で体が丈夫だが、急病によって突然の激しい症状を発する傾向。
飛行機に乗るとき、妊娠中、手術前などに、死ぬのではないかという恐怖感にとらわれている。
●好転する条件
休息:新鮮な空気:安静:
●悪化する条件
乾燥した冷たい空気:接触:恐怖、ショック:騒音、光:午後11時
●こんな時にはアコナイト
☆発症:突然
☆喉の渇き:冷たい飲み物を欲しがる
☆感情:恐怖感
☆悪化:真夜中
☆突然発症し、激しく急性
☆熱と乾きがあり、冷たい飲み物を強く欲しがる
☆不安と、死の恐怖の両方または一方が心を占める
☆乾いた寒風にさらされて、高熱を伴う炎症が起こる
☆恐怖や精神的ショックからおこる症状
☆強い痛みへの不耐性
参考文献:ホメオパシー入門/イラーナ・ダンハイサー、ペニー・エドワーズ 産調出版
ホメオパシーセルフケアBOOK/中村裕恵 新星出版社






